April 13, 2003 17:07:17
投稿者:ハムのケンちゃん(筆者) 投稿日:2002年11月 1日(金)21時51分13秒
真性(純正)多重人格について
これは世間一般にいわれている”多重人格障害”で、幼少期の性的虐待などの強烈 な精神的なダメージを受けて、その情報列の分断が発生する為に全くの別人格が生成 されてしまう。ストレスやホルモンの分泌などがトリガーになりトラウマで発生した海馬の情報断絶区間で別人格の交替が登場(発生)するという仕組みが分かってきて います。(交替したときは他の人格の出番は無い、と言われている。学説によると女性一人で30人以上の別人格出現が確認されている様子)
この真性(純正)多重人格障害症特徴は、主たる「人格」のコントロールから全く外れる事から他人格が出た場合本能(新定義では「利己的DNAプログラム(本能))の戦略に則った行動が出てくるので、非常に粗暴、暴力的、破壊的になる事が多い。
女性の脳と男性の脳を持ち合わせている「女性」はこの真性(純正)多重人格障害の割合が多いようだが、男性にも当然この障害は発生する。また幼少期の身近な環境(家族、隣人、周りの社会)からダメージを受けている事も多い。
【治療法】
これは根本のトラウマの原因になっている記憶(通常それを自己 防衛本能でいつまでも「自己の記憶の奥底に隠しておきたい」という願望が強く出る)を何とか外に出し(いわゆる吐露させて)その記憶領域の回復、接合を計り「そ こにいた他人格」を追い出す(消去)する必要がある。