April 12, 2003 17:12:21


健康第3弾:「マクロファージ」と「利己的DNAプログラム」と「厄年」


投稿者:ハムのケンちゃん(筆者)  投稿日:10月19日(土)10時56分52秒
 ケンです。家の中の整理に重点をおく為、HP作りは多少ペースが落ちますがご了承ください。さて健康の話題が2弾続きましたので、もう一発駄目押しで今回は「マクロファージ」に焦点を当ててみます。(これも本題の記事として後ほど取り込みます)

 さてご覧になった方も多いと思いますが先日の「NHKためしてガッテン」で血管老化/硬化/閉塞に関する特集がありました。摂りすぎによる余剰脂肪分が血液に多くなると「マクロファージ」がその脂肪を食べて処理/排泄するという機能を果たしているようです。しかしあまりにも多量の脂肪分が多いとその「マクロファージ」が脂肪を食べた後、血管壁やまたその血管の組織内に潜り込んでご丁寧にそこで死滅して、その結果大量の脂肪分もまた血管チューブ内に残ってしまうという事実が最近わかったとの研究成果が披露されました。番組で小生も生まれて初めてボロボロになった血管の輪切りのTV画像を見て、あまりのグロテスクな姿に気持ち悪くなりぞっとしました。この結果血管通路はより細く(血圧上昇や最悪閉塞)、血管は弾力は全くなくなり多少の血圧上昇で血管が破裂してしまうなど、大きな問題が発生します。従って上記の事実をしてしまった以上、今後は余剰脂肪分(主に動物性脂肪)は極力摂取しないことが、中年/老後の健康体維持、成人病の予防に役立つと思います。

 戦後戦争に負けた反動もあり、一貫して欧米化の食事がもてはやされて来ましたが、ここにきて欧米の食生活に大きな負の遺産があることが分かってきました。古来から日本人が受け継いできた食生活が見直されてきたというのは当然な結果でしょう。(ただし塩分の摂りすぎはご存知のとおり高血圧やガンの元ですので問題です)老婆心ながら今若人でおられる人々にも警鐘になるものと思い投稿した次第です。
 さて余談ですがそうはいっても人間40歳くらいは色々疾患を内在させながらもどうにか生きるものです。(今までの世の中の観察上)古来より「厄年」というものが言い伝えられていますが、以前は小生も迷信とくらいしか思っていませんでしたが、「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略を考えるようになってからは、この厄年というものが「本能の生き残り戦略」の理にかなっているように感じています。つまり我々人類がその昔ジャングルで生きていた時代には平均寿命が大体ボノボなどと同じのMAX40歳くらいと推定されています。つまりこの年齢までに「DNAプログラムの伝承」、労働、敵との戦い等の役目は済んで第一線からの引退(食料不足との戦いからいうと「用済み」ということで冷徹な「死」を要求される)を迫られると理解出来ます。

 従って40前後までは「本能」によって「生かされるが」これらの年齢を過ぎると(多分体内時計を働かしてカウントダウンをして計測しているのでしょう)私はこれをジャングルでの寿命(死)と定義しています。)逆にこの「厄年」を過ぎると恐ろしいことに「この世からの退場」を迫ってくるのが「本能」の役目とすると理解しやすいと思います。もっと簡単にいうと「42歳の厄年」を境に「プロペラ飛行機」から推進機能なしの「グライダー」に乗り換えさせられると言ったほうが分かりやすいと思います。(最近は企業戦士の間でストレスや社会/経済環境の悪化で現役50才台での死亡が増えてきています。42歳のあとの厄年は61歳くらいですがどうも51歳あたりの新厄年を加える必要がありそうな昨今です)

 本稿の結論ですが以上の記事のように若いうちから健康維持を怠り、暴飲暴食/タバコ/大酒/夜更かしなど乱れた生活を繰り返していると「グライダー」操縦になった時まっさかさま地面に激突という事態も容易に想像できますので、くれぐれも日ごろからこの計3弾の記事を参考にして健康維持に励んでください。少子化の昨今、貴重な「人財」を40歳くらいで亡くしてしまうほどこの国には人的余裕がないのですから、、、 小生も十分健康維持に今後とも注意します!)


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