2003年05月02日 金曜日 13:40:15 更新


お待たせ:「人類皆の『恋人、母』Lucy(ルーシー)登場とBob君も!」

投稿者:ハムのケンちゃん(筆者)  投稿日:2002年10月25日(金)22時15分36秒
 「美味しいハム」?のケンちゃんです。今日は待ちに待った「人類皆の『恋人』Lucy(ルーシー)」登場とそして連れのBob君も紹介します。今日はこの「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略」ホームページでも重要な『恋人、母』Lucy嬢(ルーシー)」の話の導入です。

 このルーシー嬢は既にご存知の方も多いと思いますが、今から20万年〜15万年前に生きていた、我々の先祖をミトコンドリアのDNAでたどって行くと「現人類の唯一の母」(母であり恋人でもあり、お嬢さんでもあり、おばちゃんでもあり、とにかく、現人類全員の母)と、いうことです。出身地は東アフリカの大地溝帯辺りということです。

 実は小生、五十路に入りましたが小さい頃はDNA解析、生物学、考古学などが発達してなかったので、今とは全く違ったイメージをご先祖さまに対して持っていました。それは例えば”日本人の先祖は多分「北京原人」で、東南アジアは「ジャワ原人」で、そしてヨーロッパ辺りの人は「ネアンデルタール人」が直接の先祖だとばっかり思っていました。姿格好、肌の色、肉体的特長が大きく違うのでそう思ったのも不思議ではないようです。

 所がその後”仰天の説”が出てきて今日大変有力な説になっているものですが、「全人類の先祖の母はこのLucyにたどり着く」というものでした。つまり遠いヨーロッパやアフリカやはるか彼方に住んでいる人たちの遺伝子「DNAプログラム」が、隣に住んでいるおじちゃん、おばちゃん、娘さん、息子ちゃんと、何ら変わりがないということになり、その意味で大変ショックをうけたものでした。20万年前以前にも原人が何次にも渡り温暖期にユーラシア大陸、ヨーロッパ大陸辺りまで進出したようです。しかし小氷河期(注:ここで言う氷河期とは大氷河期とは異なる小規模な事を指します)など他の理由により残念ながら滅びてしまったようです。

 で、最後に世界に進出したのは「このLucyの子供たち」ということになります。そして最終的にルーシーの子供たちでこの地球上が一杯になってきたわけです。20−15万年前というと生物の歴史30億年と比較すると、ほんの一瞬の時間の変化といって良いでしょう。したがって遺伝子構造も世界中の人類誰をとっても全く同じといえるのでしょう。ここまで分かると察しの付いている方もいらっしゃるとおもいますが、我々現在生きている世界中の人類はこのLucyと同じ遺伝子を受け継いでいると言えるでしょう。

 そしてとどのつまりは本能=本HP本題の「利己的DNAプログラム」も全く同じものを全人類が持っているという事がいえるようです。(はっきり言えば要するに現代人はこのLucy(ルーシー)の”遺伝子コピー製品”となります。本能=”「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略”も確実に受け継いでいるわけです。

 余談ですが今恋人がいる方、奥さん、旦那さんがいる方、その相手の”仮面”を取ると”ルーシー”が出てくるといった雰囲気でしょう”!!(ちと男は異なりますが)問題なのはどの女も男をどこを切っても「ルーシーの金太郎飴の「利己的DNAプログラム」(本能)」が出てくる訳で、こりゃまた頭が痛い事になる、ということでしょうか??この辺がHPでも面白い領域でしょう。この話題も掘り下げたいと思います。

 今後後述していきますが実はこの”同じ遺伝子の本能(「利己的DNAプログラム」)”を現代人全員が”好き嫌いに関わらず持ち合わせている”という事が色々な事件が起こる根本的な問題です。ただ既に述べているようにこの本能=「利己的DNAプログラム」の戦略」は自ら本性を語りませんから余計始末に悪い事になります。

 そのような訳で本ホームページでその謎解きと本能(「利己的DNAプログラム」)の正体、その生き残り戦略がどういう物か、色々とこの世で起こっている事象/現象を観察/考察によって解明していこうというのがHP開設の趣旨です。今後もお付き合い宜しくお願い申し上げます。以上

追伸:Bob君はLucy(ルーシー)だけでは男としては困るので、彼女の恋人、配偶者としてBob(ボブ)君と名づけて今後も登場してもらいます。


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