2003年05月20日 火曜日 22:20:48 更新
え、80%DNAが同じ!?『蝿(はえ)と人間』と『「蜂の一刺し」の蜂と人間の共同生活体』>>男の脳=男の脳+(女の脳 -(マイナス) 女の脳)結果>男のDNAプログラムの詳解。
投稿者:ハムのケンちゃん(筆者) 投稿日:2002年10月27日(日)19時55分13秒
最初に”人類皆同じDNAプログラム”
と早足説明しましたが多くの諸兄/諸姉より”なんで色々な人間が出てくるの?”と質問が来ていますので回答します。それはいたって簡単でPCのOSのデスクトップのデザインと同じで、DNAプログラム進化の中の多様性の表現とご理解ください。(つまり人により好みの壁紙が違ったりアイコンのデザインを使っているだけの違いと理解してください。その位のものです。詳細は本題の進行に合わせて解説します!!)
@『え、80%DNAが同じ!?『蝿(はえ)と人間』と「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略』
さて、この蝿、(最近はこれを、ハエと読めない?諸兄/諸姉がいるようなので『はえ』とふりましたが、以下蝿と記します。)この蝿、人からは嫌われいつもハエ叩きで叩き潰されているヤツですが、な、な、なんと近年の研究でこの蝿の遺伝子の80%が『人間と同じ』というのだから、本当に驚いた。、、(言葉を失った!)
そうすると私もあなたも諸兄/諸姉や母、恋人も80%蝿ということになり、事は重大、もう今晩は眠れなくなってしまいそう! 従って映画で「蝿人間」というのがあったがにわかに現実性を帯びてくる次第。頭が蝿で胴体人間(ぬいぐるみ人形じゃあるまいし?)という線もありうるということで、急に蝿に親しみを持てる方は相当人間が出来ている人でしょう。多分ほとんどの諸兄/諸姉は気分が悪くなった事だろう。小生も気分が悪くなった。(すみません)何を言いたいかというと、猿、チンパンジーを通り越して我々人類の「利己的DNAプログラム」はそれほどまでにこの「小さな生物」と親戚関係があるという事です。(その蝿も今までこの世での”存在(生存)理由”があって生き残り戦略宜しく、生きてきたのであろうから、我々人類にも生存の理由があるのかと思うが、昨今の”種の絶滅”を加速させている張本人としては”存在(生存)理由”が何処にあるのか?何であるのか?この辺で厳しく自問自答しなければならない時代にさしかかっているということでしょう。
たまたま蝿についての研究成果が公表されたので、ここでは蝿を例として記したが、別に蝿でなくても構わない訳で子のでは「蝿のような生物との遺伝子構造の違いは20%位と記憶しておいて下さい。
因みにチンパンジーとの「DNAプログラム」の違いはたったの2%(彼らと遺伝子的に別れて500万年後)、更に驚くべきはタンパク質合成に関しての「DNAプログラム」の違いはもっと差がなくなって、何と0.6%の違いしか無い、との事!!!たびたび出てきて恐縮だが「本当かよ?サルやチンパンジーとこれじゃ同じじゃないかよ、人間やってられないよな、全く」となる。全く小生も同意見です。人間としての”尊厳も地に落ちた”と言う気分だが、最近のDNA研究の客観的な研究の成果なのでどうしょうもない。(もっともこれで各個人の信条/物の考え方を否定されたわけでないので、それはそれで安心して研究をお進めください)
最後に人間でも先の多様性(聞こえは良いが「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略による「サイコロふり」のお陰で?人間の間でも0.2%のDNAプログラムの差異があるというから、またまた驚きです。こうなるとますますチンパンジーとの差が無くなりそう?!そういえばPCの前のあなたやあなたの関係者、よくよく見ると「チンパンジー」に良く似た人はいませんか? もちろん悪い冗談ですよ!!以上
A『「蜂の一刺し」の蜂と人間の共同生活組織体』>>男の脳=男の脳+(女の脳 -(マイナス) 女の脳)結果>男のDNAプログラムの詳解。
ここでは別に『「蜂の一刺し」のロッキード事件の榎本嬢に登場頂く訳ではありません。(女王蜂の一刺しについては別項にて紹介) 本項では人間社会同様の共同生活組織体を精密に実現している「蜂の社会階層社会と女王蜂の支配の論理」から学ぶのがポイントです。
「蜂の社会階層社会と女王蜂の支配の論理」について
数十年前からTV番組や、書物なので、人間社会と大変良く似た社会構造を持つ「蜂の世界」は数多く紹介されていますので、多くの諸兄/諸姉は既にその世界についてよく理解されているので、ここで改めて紹介しませんが、ここでは「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略、という観点から再検証していこうと思います。
蜂の世界では簡単にいうと「女王蜂」と残りの「働き蜂/兼、戦闘蜂」とクラスが厳しく分けられています。当然女王蜂は次世代の”再生産、つまりDNAプログラムの改良工事”を担当し、その他の「働き蜂/兼、戦闘蜂」を再生産します。
この「働き蜂/兼、戦闘蜂」は実に文句をいわず従順にせっせと餌を集めて貯蔵そして幼虫に餌をせっせと運びます。ご丁寧に暑いときは羽で巣を冷やします。(全く頭が下がります、ハイ)で、敵が攻めてくると徹底的に身を捧げて戦って死ぬ場合も多いようです。(蜂に攻撃された時の恐ろしさは凄いものです)
ここで気が付く事は自分達の「女王蜂」へは絶対に攻撃/反乱/DV(家庭内暴力へは行わないということです。女王蜂は図体が大きくても1匹ですので、仮に自分の子分/家来の「働き蜂/兼、戦闘蜂」が何千匹に襲われると、確実に”食い殺されて”しまう事でしょう。でも全くそのような事が発生しないのはどうしてでしょうか?どの世の中にも反乱/反逆はつき物です。女王蜂といえども安閑としてられません。そこには「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略にのっとった”次世代に確実に改良された「利己的DNAプログラム」を残すという仕組みあるようです。
その答えは簡単です。女王蜂の「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略によるものです。つまり女王蜂の論理を隠し、また「働き蜂/兼、戦闘蜂」に反乱/反逆を起こさせないプログラムを仕込んでおけばよいわけです。
また続きます。