2003年08月10日 日曜日 12:25:48


【更迭】傲慢ちき男・道路公団総裁ようやく更迭へ


投稿者:ハムのケンちゃん(筆者)  投稿日:2003年08月09日 土曜日 19:04:30
 「利己的DNAプログラム」(本能)の戦略からすると、このような傲慢(ごうまん)ちき男達も相当いるだろう(正直人間みんなそうだが!)と、項目にも載せておいたが、政府機関の総裁とあろう者が、とんでもない人間として有るまじきどうしょうもない生き様をさらして、呆れるばかり。道徳教育以前の話であります!

 赤字の経営、放漫経営>資料隠蔽、あげくの果て高速道路の無料化もしないでこの態度は全く傲慢ちき男の典型例であろう。この事例は単に道路公団総裁だけの問題ではなく、独占企業としての政府全体の問題であることは明白です。

しかしこの傲慢総裁は既述の「本能」の「8箇条のご誓文」 に従って生きてきたまでの話であって、何らの問題意識ももっていなかったのだろう。(読者の多くの方はなにが問題かはっきりお分かりいただけたと思います)

この国の昔からの問題として、この”本能まるだしで統治する”(封建、専制性)事がまだ色濃く残っていることがあげられるでしょう。

また「ご誓文」に従って増えつづけた「道路関係事業者と家族(推定:数百万人)」が既得権益者として振る舞い、もはや1総裁の”改革”に従ってやっていっても、この”限りなき欲望”によって増殖していく「しくみ」は”自助努力”だけではもはや止めることが出来ない事態に陥っているわけです。

この極めて困難な状況はこの「公団」だけではなく、わが日本国全体を覆い尽くしていています。こう考えていくともう対策は無いのか、とあきらめの境地に陥ってしまいそうです。

しかしあきらめる必要はなく、本ホームページの内容、特に「本能」の「8箇条のご誓文」 をよくご理解いただき、各個人がこれに対抗するための手立てを考えていっていただければ十分かと信じます。

以下は報道引用から、   以上


傲慢男・藤井道路公団総裁ようやく更迭へ(夕刊フジ)[産経新聞社:2003年08月09日 17時48分]
内部告発などが相次ぎ、大混乱、大迷走の日本道路公団の藤井治芳総裁がいよいよ、更迭に追い込まれる情勢となってきた。

否定し続けてきた債務超過を示す「幻の財務諸表」の存在が明らかにり、次々と大ウソ隠蔽(いんぺい)工作が明らかになったためだ。当人は傲慢(ごうまん)な態度で総裁の座に居座り続けるが、扇千景国土交通相もサジを投げ始めており、晩節を大きく汚す結果となりそうだ。

 藤井氏は8日午後、従来の主張を覆し、「幻の財務諸表」がコンピューターに残っていたと説明。月刊誌で指摘されたものと同一だったとする再調査結果を公表した。

 先月25日には「財務諸表は存在しない」と大見えを切り、その後も内部告発した公団幹部を告訴してきただけに、藤井氏の信用が大きく失墜する最悪の結果となった。

 だが、当人は自らの責任には一切触れず、記者から責任を追及されると顔を紅潮させ、「私はこれまで存在を知らなかったし、これ(諸表)を見ても公団が責任をもって出せるものではない」と大声で釈明した。

 さらに、「賛成も反対もあるだろうが、日本のために構造改革をする先兵になろうというのが私の気持ちなんです」と、なんと自らが「改革派」であることを標榜(ひようぼう)し、今後も総裁の地位にしがみつく考えを表明したのだ。

 だが、藤井氏の思惑をよそに、これまでかばい続けてきた扇氏も「赤字を黒字と言っていたのなら、決断すべきだと思っている」と、更迭の可能性を示唆するなど、藤井氏包囲網は着々と狭まっている。

 自民党中堅幹部の1人は「もはや、首相も更迭を覚悟しているはずで、あとはタイミングだけ。首相としては9月20日の総裁選の前に更迭し、支持率アップにつなげる腹では」と解説する。

 藤井氏のクビはもはや、絶体絶命のようだ。   [産経新聞社:2003年08月09日 17時48分]

2003年08月10日 日曜日 12:25:14
<道路公団>藤井総裁辞任は不可避 事実上更迭 混乱責任問い (毎日新聞-全文)
2003年8月9日(土)3時0分
 日本道路公団の藤井治芳総裁は、公団民営化に混乱を生じさせた責任を問われ、辞任に追い込まれる公算が大きくなった。公団は8日、これまで組織的な作成を否定していた「幻の財務諸表」が経理部のコンピューターの情報ファイルから見つかったと発表。存在が確認できないとしてきた従来の説明と食い違うなど信用性が揺らぎ、藤井氏の監督責任を問う声が高まるのは必至の情勢だ。任命権を持つ扇千景国土交通相は、藤井氏の進退問題を決断しなければならないとの認識を示している。政府内では、混乱の責任をとった形での事実上の更迭は不可避との見方が広がった。

 公団は7月の内部調査結果発表後、31日には内部告発した元幹部も処分し、一連の混乱の幕引きを図った。だが、「幻の財務諸表」の存在が改めて明らかになり、混乱が蒸し返された。8日夜、政府筋は「みっともない。処置の仕方が不適切だ」と語るなど、今回の事態を受け藤井氏の統率力と監督責任を問う声がさらに強まっている。

 小泉純一郎首相は既に、扇氏に混乱を早期に収拾するよう指示。福田康夫官房長官も藤井氏の経営者責任を再三指摘している。早ければ、公団の財務諸表に対する監査法人の検証結果が出る8月末から9月8日の自民党総裁選告示前までに、藤井総裁が辞任へ追い込まれるという観測もある。

 小泉純一郎首相は8日夜、首相官邸で記者団に「公団内部のことで混乱せずに民営化に向けて体制を整えていくのが総裁の責任だ。今後、見守っていきたい」と述べるにとどめた。だが、道路公団民営化は9月の自民党総裁選における公約の柱で、改革を混乱させている藤井氏を「更迭」できなければ首相自身の指導力が問われかねない流れとなっている。首相は今後の政治日程もにらみながら、更迭のタイミングを探るものとみられる。


[毎日新聞8月9日] ( 2003-08-09-01:30 )

傲慢 ] の大辞林(国語辞典)からの前方一致検索結果が 1件 ありました。
ごうまん がう― 【傲慢】 
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ごうまん がう― 0 1傲慢】(名・形動)[文]ナリ

思い上がって横柄なこと。人を見下して礼を欠くこと。また、そのさま。不遜。
「―な態度」「―にうそぶく」
[派生] ――さ(名)

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